「VMware Server」を使って、「VMware 仮想マシン」を作成します。
(0) 「VMware Server Console」を起動し、[Local host]にチェックを入れて[OK]をクリックします。
(1) メニューから[File]→[New]→[Virtual Machine...]を選択し、仮想マシン作成ウィザードを起動します。
(2) 仮想マシン作成ウィザードのWelcome画面が表示されるので[次へ]をクリックします。
(3) 仮想マシンの構成をどうするか聞かれますが、後で変更可能なので、Typicalにチェックを入れて[次へ]をクリックします。
(4) ゲストOSの種類とバージョンを選択します。これからインストールしようとしているOSに合わせて選択してください。選択肢に無い場合はOtherを選択します。
ここでは「Windows XP Professional」をインストールするものとして説明します。[Guest operationg system]で[Microsoft Windows]、[Version]で[Windows XP Professional]を選択しました。
(5) 仮想マシンを保存する場所を選択します。通常はデフォルトのままで良いでしょう。好みに応じて変更も可能です。外付けUSBハードディスク等なら、OSごと持ち運べて便利かもしれません。
(6) ネットワーク構成を選択します。後で変更できるので[Use bridged networking]をチェックして[次へ]をクリックします。
(7) 仮想マシンが使用するディスクの容量とオプションを設定します。
後で変更できないので、これは慎重に決めてください。
[Disk_size]にはGB単位で容量を設定します。
[Allocate all disk space now.]は、[Disk_size]で指定したサイズ分の容量を予め確保するかの設定です。予め確保しておくとディスクアクセスの速度が向上するので、チェックしておくと良いです。
[Split disk into 2GB files]は、仮想マシンのHDDを複数ファイル(2GB単位)に分割するかどうかの設定です。仮想マシンを丸ごとバックアップする時、分割していれば複数枚のDVDに分散して焼く事が出来ます。好みで設定してください。
(8) (7)で[Allocate all disk space now.]をチェックしていると、予め必要なディスク容量を確保するので、少々待ち時間が発生します。その場合は、終了するまで待ちます。
(9) 仮想マシンの作成が完了すると、作成した仮想マシンがInventoryのリストに現れます。次にこの仮想マシンの設定を状況に応じて変更します。
をクリック。
(10) 仮想マシンが使用するメモリの容量を変更します。ホストマシンのメモリ容量や同時起動する仮想マシンに応じて、バランスよく配分します。
(11) 利用するCPUの個数を選択します。ホストマシンがマルチプロセッサの場合は、ぜひTwoを選択しておきましょう。CPUの性能を生かせます。
(12) ネットワーク構成を設定します。自宅LAN等の場合は[Briged:〜]で問題ないでしょう。使用できるIPアドレスに制限がある場合や外部ネットワークに繋がない等の特殊な環境の場合は、必要に応じて[NAT:〜]や[Host-only:〜]を選択します。
(13) 仮想マシンを作成した場所をエクスプローラで見てみます。
拡張子.vmdkのファイルが、仮想マシンのHDDのイメージファイルです。予め確保する設定で作成したので、既に16GBのファイルが作成されています。
これで、VMware仮想マシンの作成は終了です。次は仮想マシンへOSをインストールします。
をクリックすると仮想マシンが起動します。