オークション必勝法入札 ノウハウ |
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隠密行動 |
良い商品を見つけても、すぐに入札するのは待ちましょう。
入札があると目だってしまい、他の人も入札する可能性が高くなるためです。
商品のページをお気に入りに入れたり、Yahoo!オークション等であればウォッチリストに追加する等して様子を見ながら、終了間際ぎりぎり(1分前とか30秒前とか)にこっそり入札しましょう。
既に別の人が入札している場合でもしばらく様子を見て、入札はオークション終了間際にするほうが安く落札できる可能性が高いです。
ただ、別の人が高値で自動入札をしている場合は、あまりぎりぎり過ぎると、こちらがそれ以上の値をつけようとしている間に終了時間になってしまう場合もあります。
この辺は、相場を把握したり、入札のタイミングを考えるなりしていく必要があります。
ちなみに、人気の商品はいつも入札者が一杯居るので、この作戦はあまり有効ではありません。
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カテゴリ間違いの商品を探せ |
カテゴリを間違って出品している商品は発見されにくいので、良い条件で出品されていても、誰も入札していないということが稀にあります。
発見されにくいということは、貴方が発見するのも難しくなっているということですので、目を皿のようにして探す必要があります。
もし偶然そういった商品を発見できたら、上記の隠密行動作戦とあわせて入札すれば、かなり良い条件で落札できる可能性があります。
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深夜の時間帯が狙い目 |
終了時間帯が深夜2時〜6時頃の商品は、ライバルが少なく、落札できる可能性が高いと思います。
そんな時間は寝てるという方(大半の方がそうだと思います)は、オークション自動入札ソフトもあるようなので、それを使ってみるのも良いでしょう。
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自動延長が曲者 |
オークション終了ぎりぎりに入札しても、自動延長が設定されていると5分延長になったりして、その間に別の人が入札してしまいます。
これは出品者側にとっては、入札額が上がるという面で有り難いシステムですが、入札者からみるとかなり厄介です。
ただ、この機能を設定していない商品もあります。
こういう商品は狙っている人が多いですが、かなり安く落札できる可能性も高いです。
(入札のタイミングや、入札価格をよく考える必要がありますが)。
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ジャンク品を活用 |
ジャンク品は、一般的に「ガラクタ、特に自動車・機械・電気製品などの廃品」のことを言いますが、ネットオークションの場合、もう少し意味合いが広がります。
例えば、壊れてしまったもの、部品が揃っていなくチェックの出来ないもの、チェックが面倒でジャンクとしているもの、正常に動くが何かしらの補修がしてあるもの、など、出品者によって意図するところは様々です。
このような「ジャンク」とされるものは、同じ商品の中古品よりも低い価格で落札できることが殆どです。
特に壊れて動かない商品は、破損状況にもよりますが、通常の1/10の価格で落札できる場合もあります。
どうやって活用するか?
直して使うんです。
ジャンクとして出品されているものの中には、簡単な修理で直ってしまうものも結構あります。
当然、修理するには修理するだけの知識が必要になりますが、ちょっと器用な人なら直せる可能性があります。
修理さえ出来れば、正常に動く製品を通常の1/10の価格で購入できた事になります。
注意事項
出品者のスキルレベルをチェックしましょう。
出品者の評価欄を見て、ジャンク品を沢山落札しているような場合は、スキルレベルが高いと思って良いです。
そんな人が「ジャンクです。動きません。」等と書いている物なら、まず修理は不可能です。
こんなジャンクには手を出してはいけません。
逆に評価欄にジャンク品を落札したような形跡も無く「動きません。ジャンクとします。」等となっている場合、簡単に直るジャンク品の場合が多いです。
例えば、電源スイッチの接触不良とか、ヒューズが飛んでいるだけとか、10分程度で直せてしまうようなものでも、完全に壊れてしまったと思う人が多いようです。
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Yahoo!オークション カテゴリ検索の技 |
・カテゴリ内を一覧表示
カテゴリ検索で、カテゴリを選択しながら絞込みをしていきますが、最後まで絞込みをしないと商品の一覧が表示されません。
例えばノートPCを探す場合、「オークション > コンピュータ > パーソナルコンピュータ > Windows > ノートブック」等とカテゴリを進みますが、この後更にメーカーを選択しないと一覧表示になりません。
このとき、メーカーは関係なく、ノートPC一覧を表示したい場合ありますよね?
そんな時は、アドレスバーに表示されているURLに「-leaf」を追加すると、そのカテゴリ内の一覧が表示されます。
例えば、まず上の例のように、ノートブックのカテゴリまで進んでください。
するとアドレスバーには、
http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp/23412-category.html
と表示されているはずです。
ここで、このアドレスの-categoryの後ろに、-leafをつけてページを移動してみてください。
http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp/23412-category-leaf.html
これでメーカーに関係なく、ノートPCの一覧が表示されます。
・価格帯を指定する
指定の価格帯の商品だけ表示させることが出来ます。
例えばアドレスバーのURLに、
?aucminprice=10000&aucmaxprice=30000
を追加してみてください。
「カテゴリ内を一覧表示」の例とあわせ、それに追加すると、
http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp
/23412-category-leaf.html?aucminprice=10000&aucmaxprice=30000
のようになります(※改行していますが実際には改行しません)。
こうすると、現在の価格が10000円〜30000円の商品のみが一覧表示されます。
aucminprice=最低価格
aucmaxprice=最高価格
となっていて、最低価格と最高価格の部分を変えることで、価格帯を指定できます。
また、どちらか一方だけでも可能です。
・新規出品のみ表示させる
新規出品の場合商品名の後ろに「New!」マークが付きますが、この「New!」マークのついた商品のみ表示させることが出来ます。
それには「?&new=1」をアドレスバーのURLに追加します。
例. http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp/23412-category-leaf.html?&new=1
これで、ノートPCのカテゴリで新規出品の商品のみが一覧表示されます。
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Yahoo!オークション キーワード検索の技 |
・AND検索
入力したキーワード全てを含む商品の検索が出来ます。
例えば、キャノンのデジカメ、IXYシリーズを検索したい場合、
デジカメ キャノン IXY
のように、キーワードを入力します(各キーワードの間に半角スペースを入れる)。
・NOT検索
あるキーワードを含む商品を除外して検索が出来ます。
例えば、デジカメの検索で「キャノン」と「IXY」を含む商品を除外して検索したい場合、
デジカメ -キャノン -IXY
のように、除外したいキーワードの前に「-」(半角のマイナス)をつけて入力します。
・OR検索
複数のキーワードのうち、どれかが含まれるものを検索することが出来ます。
例えばデジカメの検索で、「キャノン」か「Canon」を含む商品を検索したい場合、
デジカメ (キャノン canon)
のように、括弧をつけてキーワードを入力します。
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出せる最高額を決めておく! |
入札する時は「その商品にいくらまで出す気があるのか」を決めましょう。
そして、途中でその価格をオーバーする入札があった場合は、きっぱり諦めます。
下記のページを見て、入札価格の参考にすると良いです。
オークション統計ページ(仮)
価格.com
・失敗談
これはネットオークションを始めたばかりの頃の話です。
中古のノートPC(IBM ThinkPad 560E)に入札して失敗しました。
この商品は開始価格が1000円で、傷や液晶の劣化等が少ない美品というものでした。
入札した後は、もう手に入れたようなつもりで、OSを入れなおす手順やメンテナンス方法を調べたりしていました(^^;)
この時点で既に愛着が湧いていたと思います。
落札間近になり、最高値が更新されました。
無性にこのPCがほしくなっていた私は、負けじとさらに高値をつけます。
・・・バトルの開始です。
最初は数人で最高値を更新していましたが、後半は私ともう一人の二人だけになりました。
こちらが最高値を更新すると相手もすぐに更新するという形で、22000円だった価格があっという間に26000円になりました。
この後もしばらくバトルが続きます。
結局28400円で、私の勝利となりました。
そのときの気持ちは、勝った!!の一言。
しかし・・・。
ここまで来ればもう先は想像できますよね。
そうです、この28400円という値段は、決して安いものではなかったんです。
同じ商品は他にも沢山あり、たまたま開始価格の安かったこの商品に入札したんですが、最高値更新合戦に入ってからは他の商品には目が行きませんでした。
よくよく調べてみると、この商品は大体23000円〜26000円で落札されていました。
少なくみても、2400円も高い値段をつけています。
そしてそのときの気持ちは、負けた・・・の一言。
これが、他にはあまり出回っていない商品だったら良いんですが、同じ物は沢山ありました。
実はこの後も数回似たようなことを繰り返してるんですが、最近やっとこの失敗はしなくなりました。
・教訓
値段をつけるときの駆け引きがオークションの醍醐味でもありますが、熱くなったほうの負けですね。
というわけで、まずは最初に「その商品にいくらまで出す気があるのか」を決め、それを超えたらきっぱり諦めましょう。
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商品の個数に注意! |
商品の出品数が紛らわしい場合があります。
1個の出品ではない場合は、よく確認しましょう。
・失敗談
こんな商品が出品されていました。
★新品未開封★ BUFFALO CF 128MB 2枚
数量:2
希望落札価格:5000円
これを見た瞬間、「CF128MBが2枚で5000円!これは即買いだ!」と思いました。
で、早速入札(希望落札価格で購入)したわけです。
数日後商品が届き、開けてみると・・・。
1枚しか入っていない
出品者に連絡しました。「1枚しか入っていないんですが?」
出品者からの返事。「1枚の商品を2個出品なので、2個ご希望の場合は数量を2個にしてください」
??? しばらく考え込んでしまいました。
つまり、2個欲しい場合は、数量を2で入札して2個分で10000円になるということでした。
2枚セットで5000円だと破格の安さです。
しかし1枚5000円だと、近所の電気屋で買うより明らかに高いです。
だまされた気分になりましたが、出品者がどう意図してあのタイトルで出品したのか分かるはずもなく、泣く泣くその価格で購入となりました。
出品者への評価は、
評価:良い
コメント:商品がすぐに届きました。ただ、商品名と個数の関係が分かりにくかったです。
としましたが、出品者からは、
「疑問点がある場合は、事前にご質問ください。」
などと、怒られてしまいました。
・教訓
希望落札価格が安すぎる場合や、数量に疑問がある場合は、事前に質問しましょう。
また、疑問が解決しない場合は、入札するのを止めましょう。
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ノークレームノーリターンは危ない |
ジャンク品の出品でよく使われる「ノークレームノーリターン」というコメントですが、新品未開封の商品や美品と称される商品にも書かれている事があります。
新品未開封だったり美品なのに、ノークレームノーリターンとなっているものは、少々怪しいので気をつけましょう。
・体験談
新品未開封なのに壊れていた!
出品者に連絡したら「ノークレームノーリターンです」と言われてなしのつぶて。
小型の空気清浄機なんですが、届いた商品を見ると外箱の角がつぶれたのを直したようになっていました。
おそらく、落としたんだと思います。
保証書には店名や日付が記載されてなかったのですが、メーカーに事情を話し修理に出してみました。
幸いにして大した故障ではなく、簡単に直るということで「修理費無料、送料のみ負担」という形で収まりました。
一時は本気で訴えようかと思いましたが、メーカーの厚意に救われた形になりました。
・教訓
新品未開封のノークレームノーリターンには裏がある。
少しでも怪しいと思ったら、先に質問するなり、入札を止めるなりしましょう。
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吊り上げに注意 |
出せる最高額を決めておく!の事例とも関連しますが、やはり最高額を決めておく事は重要です。
出品者の中には、IDを複数取得して、不当に価格を上げる輩がいる為です。
例えば、出品はID_Aで行い、価格が気に入らなければID_BやID_Cでログインして納得の行く価格まで値を上げます。
さらに悪質なのは、自分(ID_BやID_C)が落札者になってしまった場合、ID_BやID_Cを落札者都合のキャンセルとし、2番目に高値をつけていた人を繰り上げて落札者とします。
当然ここまでの間にかなりの高値になっているので、繰り上げで落札した人は、その価格で購入することになります。
・体験談
オークションを始めた頃は、こんなことが行われているなんて知らなかったのですが、出せる最高額を決めておく!の失敗談の件は、実はこれだったんではないか?と思ったりしています。
・教訓
こういうことをする人は他にも多数出品している場合が多いので、その人の別の商品の入札者を見て、同じIDが多く入札しているようなら注意しましょう。
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相手はショップなのに・・・ |
ショップが商品をオークションに出している場合も多いですが、中にはショップとは思えない対応の場合もあります。
・体験談
12V→100Vのインバーターを落札したのですが、商品の一部に錆びが出ていました。
機能的には何の問題もなく普通に使用できるのですが、商品の説明には次の様に書かれていました。
人気商品のため生産が追いつかず、在庫限りとなっています。
ご希望の方は、お早めに。
これを見て、新品と思っていたのですが、どうやら新古品だったようです。
相手が個人なら何も言わずに居るところですが、相手はショップです。
なので、評価を「どちらでもない」とし、次の様なコメントをつけました。
商品の一部に錆びが出ていました。
人気商品のため生産が追いつかないと仰っているようですが、新古品ではないでしょうか?
もし新品なのであれば、管理状況が良くないのではないですか。
それに対するショップ側の反応。
誹謗中傷するコメントを書き込むことはやめて貰いたい。あまりにひどいと違法行為になりますよ。
確証もない事を推測で述べており、コメントの訂正を要求する。
コメントの訂正が無い場合は貴殿の評価を最悪の評価に変更致したいと思います。
この後も、評価欄を使ってバトルが繰り広げられたわけですが、ショップの対応とは到底思えませんでした。
しばらくして、ショップ側から「電話を頂きたい」という内容のメールが届いたので、電話をしてみました。
ショップの店長と話をしたのですが、どうやらこの件に関してショップ側は把握していなかった様子。
オークションへの出品を任されていた店員の一人が独断で書いたコメントとの事で、店長からの謝罪があり、こちらへの評価も訂正してもらいました。
・教訓
相手がショップだからといって安心してはいけない。
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届いた商品が壊れていた |
商品が輸送中に壊れてしまう場合が稀にあります。
その場合、運送会社や発送元に連絡し、返送して代金を返金してもらう、もしくは代替品を再発送してもらうわけですが、この作業が意外と面倒なんです。
それから、その商品が届いた後に予定していたことが予定通りに行かず、滅茶苦茶狂います。
・体験談
熱帯魚用の濾過槽を落札(落札希望価格で購入)した時の話です。
到着日時を指定して発送してもらい、それに合わせ、事前準備をしていました。
既にある濾過槽を大きい濾過槽にする為に購入したので、現在維持している水の流れを止めなければなりません。
そのために、大き目のバケツに熱帯魚を退避させたり、今ある濾過槽から水を抜き移動させたりと、かなり大掛かりな作業が必要です。
準備が整い商品も時間どおりに届き、早速、新濾過槽の設置作業に取り掛かろうとした時です。
届いたばかりの濾過槽にはひびが入っていました。
発送元に連絡し、代替品が届くまで何日かかるか聞いてみると3日かかるとの事。
もう古い濾過槽からは水も濾過材も出してしまい、元に戻すのは困難です。
バケツに退避させた熱帯魚もそのままでは弱ってしまいます。
濾過材ついたバクテリア(水質浄化をしてくれる)も、このままでは死んでしまいます。
しかし他に方法はありません、仕方なく、日曜日の午前中一杯かけた作業を、逆に進めて元に戻しました。
それから運送会社に連絡したり、発送元に再確認したりし、破損商品を返送します。
返送も、いくら破損しているとはいえ、再梱包する必要があります。
結局これらの作業で、何一つ進むことなく、丸1日無駄になってしまいました。
・教訓
割れ物や精密機器の場合は、特に注意して送ってもらうようにしましょう。
もしくは、破損の可能性も含めて、商品到着後の予定を立てておきましょう。
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