何でもDIY ファミコンPC 2007/06/07
ファミコンでウインドウズが動く!?
中身は12cmマザーボードのPCです。
0.用意した主なパーツ/スペック]
[1.分解]
[2.ケースの加工]
[3.PC本体部分の加工] [4.組み立て] [5.一応完成] 0.用意した主なパーツ/スペック
写真は後ほど紹介。 1.分解
まずは、ディスクシステムを分解しました。
写真1-2と写真1-3は、不要なものを取り除いた状態です。これを加工してPCのケースにします(電池ボックスは不要でした^^;)。 2.ケースの加工
ケースを加工します。プラスチックなので削ったり穴を開けたりするのは容易ですが・・・。
作業量が多く苦労します。 @不要部分を削る 元々小さいケースなので、出来る限り広く使う為に、邪魔な突起物等は徹底的に削り取ります! 電動工具等を使いましたが、かなりの労力を強いられました。おそらくこれが一番面倒な作業になると思います(写真1-3と写真2-2を比べてみてください)。
当初、如何に目立たなく連結するかという事でずいぶん悩みましたが、あえて大きいネジを使って目立たせ、アクセントとする事にしました。 ケース内側にネジ切りした細長い板を当てて、連結します。 (※元々の連結部分はケース内側に大きくはみ出しているので、@で削り取ってしまっています。写真1-3、写真2-2を参照)。
BPCパーツ類とケースの連結部分の加工 PCパーツ類とケースの連結は、4本のビスで行います。 元々ゴム足のあったところ(4箇所)に穴を開け、そこをビスが通り、ナットで止めます。 上の写真2-2 下半分で、底面に開いている穴です(2箇所しか写っていませんが・・・)。 [大失敗] ここまでに一つ大失敗をしています。 下の写真を見ていただけると一目瞭然ですが、穴開けに失敗してヒビが入ってしまいました。 その為、後にこの部分を大きく取り去って、アルミ板で塞ぐ形になっています。
3.PC本体部分の加工
アルミ板やL字材を加工して、PC本体部分を組み立てます。
この辺の作業が一番面白い所でもあり、調整が大変な所でもあります。 @ベース部 ケースの底面と接触する、ベース部分です。 4本のビスが下向きに生えていて、2-Bでケースに開けた穴に差し込みます。 薄型DVD-RWは、下にゴムシート(2mm厚)を敷き、L字材で挟み込んで固定してあります。
Aカードリーダ/HDD部 カードリーダとHDDを1つのユニットにまとめてあります。 元々あったドライブとカードリーダの幅が違う為、カードリーダの端を一部削ってあります。
BMB部 MB(VIA EPIA-N10000E)です。 同サイズ12cm×12cmのアルミ板に取り付けてあります。 このアルミ板にビスの足を生やし、ベース部分と連結します。
C連結 上の@〜Bを連結します。 ビスに付けたナットの位置で各ユニットの高さが決まるので、微調整するのが非常に面倒です。 連結した後、仮にケースへ入れてみましたが、思い通り収まってくれました。
4.組み立て
PC本体部分をケースに固定し、ドライブ、スイッチ、LED等のケーブルを配線します。
電源/リセットスイッチは、小型のスイッチを前面パネルの左上に取り付けました(写真4-2参照)。 LEDは2色のものを使用し、前面パネルの右に付けてあります(写真4-2参照)(「動作中」の文字の所)。
配線が完了したら、ケースの上半分を被せてネジで止めます。
5.一応完成
ここまでで、とりあえず普通に使える状態になりました。
ケース背面に、MBとケースの隙間がかなりありますが、廃熱も兼ねてこのままでも良いと考えています。 (薄いアルミ板等で塞ぐことも可能ですが、また余計に穴を開ける必要がでてきます。)
ケース底面にゴム足を取り付けました。元々付いていた物より多少大きめになっています。 CPUクーラーの上辺りに、元々あった電池ボックスの蓋が丁度被さるので、通気穴を開けました。
電源アダプタが非常に大きく、机の下等に置く形の方が良さそうです。 本体にDVD-RWドライブとメモリカードリーダを内蔵しているので、大抵のメディアは読めます。
[0.用意した主なパーツ/スペック] [1.分解] [2.ケースの加工] [3.PC本体部分の加工] [4.組み立て] [5.一応完成] |
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