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何でもDIY RAID6構築 2007/12/08
時代はテラへ!RAID6で大容量化。
データ保存用のPCを新調しました。
1.条件
2.パーツリスト
3.組み立て
![]() ちなみに今まで使っていたRAIDはキャスター無しです。移動の度に腰を痛めそうになり、かなりの重労働でした。 ![]() もちろんマザーボードには、あらかじめCPUとメモリを装着済みです。 あと、意外と面倒なのが、ケースから出ている電源スイッチやLED等のケーブル。マザーボードのマニュアルとにらめっこしながら1つずつ間違えないようにコネクタを取り付けます。規格が統一されてくれると良いんですけどね・・・。 ![]() ドライブは、HDD12台とRAID1ユニットのみです。CD-ROMやFDDはありません。OSのインストール等はUSB外付けで行きます。 ドライバや付属ソフトも結局最新をダウンロードしてくるので、CD-ROM等は使いません。なのでこれで十分です。 ![]() バックアップバッテリーユニットの納期が遅れた為、後から取り付けとなりました。 これが無いとWrite Cache機能が使用できないので、ボードの性能を生かせません。 ![]() まだOSも何も入っていません。 それにしても、最近のPCパーツって光物が増えましたね。 左の写真の部分はLEDでマザーボードの状況を判断できるらしいですが、ケースの中では普段見えませんよね。無駄に光っているだけな気がしました。 ![]() ここまでの組み立てに半日位かかったので、結構疲れました。 次は、OSのインストール、ドライバのインストール、諸々の設定です。 OSは、買うだけ買って眠っていたWindows Vista Ultimet 32bit版を使う予定です。 4.OSインストール、完成
OSのインストール、ドライバのインストール、設定等を一気に終わらせます。
注意するところを1点挙げるとすれば、2TB以上のディスクは、GPT(GUIDパーティションテーブル)ディスクで使用する必要がある事位でしょうか。 Windows2000、WindowsXP32Bit版等はこれに対応していないので不可です。Windows Vistaの場合あまり意識せずに、ディスクの管理から領域を確保することが出来ました。 あとはLinuxという選択肢もありますが、Vistaの有効活用ということで、Vistaを使っています。 ・RAIDの管理 RAIDの管理は、3ware 3DM2という管理ツールで行います。この管理ツールはインストールするとWEBサーバとして動作し、IE等のWEBブラウザから操作します。 リモートアクセスを許可しておけば、状態の監視や設定変更といった操作がどのPCからでも出来ます。 例:
・パフォーマンス Vistaのエクスペリエンスと、HDBENCHで簡単にパフォーマンスをチェックしてみました。 まずは、Vistaのエクスペリエンス。 ![]() 予想はしていましたが、ビデオ性能が酷いです。最低性能の1.0です。 まあゲームしたりするわけではないので映ればいいんですが、いずれPCI-Express x1の物に変更したいと思います。 その他は5.0を超えているので問題無いでしょう。 次にHDBENCH。 ![]() ランダム書き込みが遅いですね、、、。RAID6の宿命でしょうか。※ ※後の設定変更やファームウェアアップデートで大幅に改善されました。 ※RandomWriteが140,000までUpしました。 ・その他 総容量5.00TBになる予定が・・・。 ![]() 分かってはいました。でも約1台分の容量が足りないように見えてしまいます。 ※なぜ 4.54TB なのか? ・とりあえず運用開始 とりあえず運用に支障の無いレベルまで設定が完了したので、運用開始です。 まだ残件もありますが、それは様子を見ながら進めて行きたいと思います。 5.残件
・ARAID M100(RAID1ユニット)
シリアルポート経由で状態監視が出来るのですが、マザーボードにコネクタが無いので(基板上にピンはあるが)、まだ接続していません。
USB-Serial変換を使う事も考えましたが、折角なのでコネクタに直結できるケーブルを作る予定です。 ・バックアップについて
いくらRAID6とはいえ、バックアップは必須でしょう。
定期的に外部メディアにバックアップを取りたいと考えていますが、何を使うか検討中です。 ちなみに今までは、NASへバックアップしていました。 ・UPS
RAIDボードにはバッテリーバックアップがあるので良いですが、PC本体は急な停電に耐えられません。
UPSの導入を検討中です。 ・他
運用していくうちに出てくる問題への対処をまとめる。
[1.条件] [2.パーツリスト] [3.組み立て] [4.完成] [5.残件] おまけ ■なぜ 4.54TB なのか? メーカーのカタログに掲載された容量と、Windowsなどで表示した容量に差があるのはなぜか? これは、MB、GBという単位の繰り上がりを1000とするか1024とするかが統一されていない為だ。 5TBの場合を例にとり、計算してみた。 [10進法的な計算] 5TB = 5 x 1000 GB = 5 x 1000 x 1000 MB = 5 x 1000 x 1000 x 1000 KB = 5 x 1000 x 1000 x 1000 x 1000 byte = 5,000,000,000,000 byte 通常、メーカーが表記しているのはこれ。 つまり、5,000,000,000,000 byte であれば、5TBと表記している。 それに対してPCの世界では、1KB=1024byteで計算している。 何故かというと、2^10=1024 であり、2進法ではこれが切りの良い数の為だ。 すると5TBになる為には、下の式のように5,497,558,138,880 byte 必要となる。 [2進法的な計算] 5TB = 5 x 1024 GB = 5 x 1024 x 1024 MB = 5 x 1024 x 1024 x 1024 KB = 5 x 1024 x 1024 x 1024 x 1024 byte = 5,497,558,138,880 byte しかし実際には、5,000,000,000,000 byte である為、これを2進法的に逆算してみると...。 [2進法的な計算(小数点第2位以降切捨て)] 5,000,000,000,000 byte ÷ 1024 = 4,882,812,500 KB 4,882,812,500 KB ÷ 1024 ≒ 4,768,371.58 MB 4,768,371.58 MB ÷ 1024 ≒ 4,656.61 GB 4,656.61 GB ÷ 1024 ≒ 4.54 TB よって、4.54 TB と表示されることになる。 |
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