何でもDIY 実験用電源(簡易版) 2008/08/13
3.3V、5V、12Vの実験用電源(簡易版)を作ってみました。
PC用の電源を改造しています。
1.パーツ
使用した主なパーツです。
・電源
・配線用部品、他 2.工具
ドライバー、ニッパー、ラジオペンチ等、一般的な工具に加えて、下の写真にある、ワイヤーストリッパー(写真右)、端子圧着器(写真左)を使用します。
・ワイヤーストリッパー 電線の端の被覆を剥がします。 ニッパーやカッターナイフでも可能ですが、本数が多い場合は簡単に出来て便利です。 ・端子圧着器 電線の被覆を剥がした部分に、圧着端子を圧着します。 3.製作
製作といっても、一度電源の配線をばらして、配線をやり直すだけです。
@電源の配線をばらす 電源のケースを開けて、配線をばらします。 この電源は、配線が網のような管で保護されていたので、これも外します。 A配線する 大体下に書いたような流れですが、写真を見てもらったほうが早いので詳細は省略します。 ・電源を木板に両面テープで固定 ・端子台レールを木板に木ネジで固定。 ・端子台をレールに取り付け、ストッパーで固定。 ・配線。 これで完成です。 備考 ・ATX電源のピンアサイン 最近のATX仕様Ver.2.2では、24ピンで下図の配置になっています。 PCが無くても、PS_ONをGNDに落とすことで、電源が動作します。 4.終わりに
+3.3V 30A、+5.0V 36A、+12.0V 44Aと、結構大出力の仕様なので、ペルチェ素子の実験などには最適です。
→ ペルチェ素子を使ってみる → ペルチェ素子を使ってみる その2 今回は元々の電源の配線を変えただけで、電圧固定の出力ですが、今後は回路を追加して可変電圧にしたり、電圧計/電流計を付けたり、機能向上を目指したいですね。 |
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