何でもDIY道具・工具について |
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・半田ごて
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半田ごては電子工作の最も基本となる道具です。半田を熱で溶かし電子部品を基板上に固着させます。また銅線などをスイッチやランプの端子に固着させます。
電子回路用の半田ごては20w〜30w程度のものが使われますが、太い線や大きい部品を扱う場合はもっと容量の大きいものでないと熱量が足りません。
右の写真で半田ごての下にあるのが半田ごてを置く為の台です。そのままではテーブルを焦がしてしまうのでこの台に写真のように置きます。また中には水で濡らしたスポンジが置いてあり、汚れた半田ごての先端を拭くことが出来ます。
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・半田吸い取り線
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半田で取り付けた部品を外す時に、半田を吸い出す為に使用します。
外したい部分に半田吸い取り線を当てその上から半田ごてで熱することで、半田が溶けて吸い取り線に吸い込まれます。
部品の取り付けを間違った場合などに使うことがありますが、あまり長時間当てすぎると熱で部品が破損する可能性があるので手早くやりましょう。
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・半田吸い取り器
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半田吸い取り器はバネを縮めた状態からバネが一気に伸びる力を利用して空気を吸い込みます。このとき吸い込み口付近の半田を溶かしておくと空気と一緒に溶けた半田が吸い込まれます。
なれないと扱いが難しいですが、半田吸い取り線よりも綺麗に半田を吸い出す事ができます。
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・ワイヤーストリッパー
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銅線の皮膜を剥く為の道具です。ニッパーやカッターでも皮膜を剥けますが、沢山の銅線を剥くときなどはこれを使ったほうが圧倒的に早いです。
銅線を太さに合う窪みに挟み込んで引っ張ると皮膜が剥がれます。
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・ニッパー
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銅線や電子部品の足を切断します。
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・ラジオペンチ
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銅線や電子部品の足を曲げたり、細かい部品を挿したり外したりするのに使います。
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・小型ドライバー
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小さいネジを回すのに使います。
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・精密ドライバー
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極小さい特殊なネジを回すのに使います。人差し指で精密ドライバーの頭を押さえ人差し指と中指で回します。
眼鏡のフレームや腕時計などのネジは極小さいので、このような精密ドライバーが必要です。
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・ピンセット
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小さい物を摘んだり指の入らない細かい場所での作業に使います。
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・鉄ヤスリ
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金属板やプラスチック板のバリ取りや加工に使用します。
写真の鉄ヤスリは平らですが、他に丸みを帯びたものや三角形で角のあるものがあります。
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・小物入れ
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電子部品は非常に細かい物が多いので、机の上にそのまま置いておくとすぐに何処かへ行ってしまいます。必要な部品が集まったら小物入れに入れておきましょう。また大きさや種類によって分けるのにも便利です。
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・フレットボード
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回路の実験等に使います。
フレットボードに電子部品を挿しワイヤーで回路を作っていきます。大抵中央部にICを挿して使うような構造になっています。
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・結束バンド
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ごちゃごちゃしがちな電子機器の配線を束ねるのに良く使います。
一度締めると外すときは切断する必要があるので使い捨てです。
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・テスター
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電圧、電流、抵抗値等を計測します。
電子工作では必ず必要になるでしょう。
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・コネクタ圧着器
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電話線やPCのLANケーブルへコネクタを圧着します。
通常はコネクタ付きのケーブルを使うので圧着器は不要ですが、ケーブルを沢山使うような場合は50m100m単位でケーブルを買って自分でコネクタをつけたほうが安上がりです。
ケーブルとコネクタをまとめ買いしておけば、必要になったときに必要な長さのケーブルが作れて便利です。
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